子供の矯正歯科治療|新所沢駅徒歩3分 【藤村矯正歯科医院】埼玉県所沢市
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子供の矯正歯科治療|所沢市で30年以上続く矯正歯科治療の専門医院です

当院の矯正歯科治療

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藤村矯正歯科医院

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埼玉県所沢市緑町2丁目6−15
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子供の矯正歯科治療

幼時期のちょっとした癖、習慣、姿勢などが大人になってからの歯並びにまで影響してしまうことがあります。 小さいお子さんには、歯並びのためにご家庭で注意できることもあります。ご両親のちょっとした注意がお子さんのきれいな歯並びを守ることにつながります。

また、適切な治療時期を逃すことのないように、気になる症状があった場合には一度受診されることをおすすめします。

お子さんの矯正治療は、治療の開始時期が大切

成長する過程にあるお子さんの矯正治療は、症状によって最適な治療開始時期が異なります。
歯並びや噛み合わせの問題は成長と共に現れてくることが多く、早期治療では全て対応できない場合もあるため、矯正医の観察管理を受けながら、最適な治療開始時期の判断を待つことが望ましいと思われます。

治療を開始する時期は歯の生え変わりを目安に、大きくわけて3つのパターンがあります。

1期治療(混合歯列期に開始する治療)

乳歯と永久歯が混ざっている歯並び(混合歯列期)に開始する治療です。
永久歯が生え揃う前のこの時期に開始するのは、歯並びや噛み合わせが顎の骨の成長や歯周組織に悪い影響を及ぼす原因と考えられる場合などに限られます。

「早く始めれば、歯を抜かずにすむ」「将来大げさな矯正治療をしなくてすむ」というような根拠のない目的で混合歯列期に開始するものではなく、有効性がはっきりしている症例でなければ治療を開始することはありません。

早期に治療を開始するのが望ましい症例

歯並びだけでなく噛み合わせに問題がある

噛んだ状態で上の前歯が下の前歯の後ろ側に噛み込んでいるため、下の前歯の歯ぐきが下がって来て、歯のぐらつきが始まってしまった状態です。
上顎はまだ2本しか永久歯に生え変っていませんが、このように噛み合わせに問題がある症例では、上顎前歯4本の永久歯が生え揃うまで待たずに、早期に精密検査と治療が必要と思われます。

噛み合わせに問題がある症例
噛み合わせに問題がある症例
噛み合わせに問題がある症例

1期(混合歯列期)に矯正治療を開始する目的は、歯並びを気にするよりも、主に噛み合わせが顎の発育や歯周組織(歯ぐき)に悪い影響を及ぼす原因となることを排除することにあります。

1期治療(混合歯列期)終了後の経過観察

1期治療終了後は、永久歯への生え変わりと骨格の成長変化を注意深く観察し、永久歯列の完成を待ちます。
大きな問題がなく永久歯列に移行した場合は、これから生えてくる第二大臼歯(12歳臼歯)の噛み合わせを確認して治療を終了します。

1期治療の終了時
1期治療の終了時

矢印

永久歯列の完成時
永久歯列の完成時

しかし多くの場合、永久歯の生え揃う時期に2期治療(永久歯列期)を行う必要があります。

1期治療+2期治療(混合歯列期に開始する治療)

乳歯と永久歯が混ざった「混合歯列」の時点では目立たなかった前歯のデコボコが、後方の永久歯が生えてくると、デコボコが強く現れてくる場合があり、このようなケースでは1期治療に引き続いて2期治療を行います。
この場合、1期治療を行ったことにより、2期治療の内容は大きく軽減されたものになります。

噛み合わせに問題がある症例
噛み合わせに問題がある症例
噛み合わせに問題がある症例

2期治療(永久歯列期に開始する治療)

2期治療

2期治療の開始時期は、下顎第二大臼歯(12歳臼歯)が萌出を開始してから行うことが効率的なケースが多くみられます。この時期は歯並びや噛み合わせ全体の治療が可能で、不正咬合の多くはこの段階の治療で全て改善出来ます。
最終的には第二大臼歯(12歳臼歯)の噛み合わせまでを管理することで、矯正治療は完了します。

お子さんの成長を「待つ」期間

お子さんの年齢によっては、検査や治療をするのに適した時期になるまで、観察管理をしながら成長を待つ期間が必要になることもあります。

矯正治療の必要性を判断する時期まで待つ期間

おおむね7~8歳くらいで上顎・下顎ともに前歯4本が永久歯に、その奥は3本の乳歯、一番後ろが永久歯の第一大臼歯(6歳臼歯)が生え揃います。この時期に永久歯の生え変りがいったん終了し、安定した混合歯列期に入ります。

一般的にはこの“混合歯列期”になるまで待ってから、精密検査をして治療計画を考えます。

診断後の観察(最適な治療開始時期を待つ期間)

精密検査を行った後、診断に基づいて最適な治療開始時期を待つ期間です。 適切な開始時期まで待つことで、結果的に短い期間で質の高い・効率の良い治療が出来るケースが多いと考えます。

治療開始を遅らせることで、手遅れになるということはありません。

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歯の生え変わり時期によく見られる症状

お子さんの歯の生え変わりが始まった時期によくみられる症状をご紹介します。
親御さんは「早く矯正治療を始めた方が良いのでは?」とご心配されるかもしれませんが、こうしたケースでは早期に歯並びをなおしても、全てが永久歯に生え変わる時期にまた歯並びが崩れてくる可能性が大きいので、この時期に無理に歯並びを治す意味がないと考えられます。

永久歯がねじれて生えてきた

永久歯がねじれて生えてきた

乳歯の時はきれいに並んでいたのに、永久歯が生えて来たら、ねじれて出て来た状態です。

一般的に前歯は乳歯より永久歯の方が大きいので、小さな乳歯の幅では永久歯は入ることができません。そのため歯が生え変るこの時期にあごの骨が成長して乳歯の歯並びは空隙ができる状態になり永久歯に生え変る準備がされるのです。
この空隙ができない場合に写真のように永久歯がねじれてでてくることが見受けられます。

乳歯の後ろに永久歯が出て来てしまった

乳歯の後ろに永久歯が出て来てしまった

空隙ができないため乳前歯の後ろから永久前歯が出て来てしまった状態です。
この場合は、乳前歯を抜歯して自然に永久前歯が前方へ出てくるようにします。
この時期に歯並びを治しても、将来まで維持出来るものではありません。

永久歯の生えるスペースがない・はみ出して並んでいる

永久歯の生えるスペースがない・はみ出して並んでいる
永久歯の生えるスペースがない・はみ出して並んでいる

上顎の前から2番目の永久歯(側切歯)が生えるスペースがありません。また下顎の前歯もはみ出して並んでいる状態です。これは歯の大きさと顎の大きさとの不調和によるものです。

顎を広げる装置を使った治療がありますが、この時期に顎を広げる治療を行って前歯4本が綺麗に並んだとしても、それはあくまで仮の状態です。
永久歯が全て生え揃う時期に、また歯並びは崩れてくる可能性が大きいので、無理な拡大治療をして歯並びを治す意味がないと考えられます。

前歯のデコボコと八重歯(後期混合歯列期)

前歯がデコボコで、犬歯が八重歯になろうとしていることをご心配されて「早く矯正治療を始めた方が良いのでは」と思われるかもしれません。
しかし写真は、上下左右の第二乳臼歯(奥から2番目:○)が、まだ抜け替わっていない後期混合歯列期です。この時期に前歯を並べても、永久歯が全てそろう時期に再び歯並びが乱れてしまう可能性があります。

噛前歯のデコボコと八重歯
前歯のデコボコと八重歯
前歯のデコボコと八重歯

この時期に治療を開始しても治療が早く終わることはなく、また早く始めれば非抜歯(抜かない)治療ができると判断することはできません。

現時点で一番後ろの永久歯の、さらに後ろから生えてくる第二大臼歯(12歳臼歯)の噛み合わせまで管理する必要があるからです。従って、この時期に来院された患者さんは永久歯列完成まで観察管理を続け、第二大臼歯の萌出をまって治療を開始することが望ましく、結果的に短い期間で質の高い、効率の良い治療を受けることが出来ると思われます。

治療開始を遅らせることで、手遅れになるということはありません。

お子様にこんな症状はありませんか?

1.噛んでも奥歯しか当たらず前歯が噛み合わない…

2.上の前歯が出っぱっていて口が閉じづらい…

3.前歯の上と下が反対に噛み合う、受け口になっている…

4.抜けるべき乳歯が残ってしまったり、余分な歯がでている

5.噛んだ時に下顎を右または左にズラして噛み合わせている…

矯正治療症状

混合歯列期から永久歯列期にかけての矯正治療

1.治療時期を2段階に分ける抜歯症例

2.治療時期を2段階に分ける非抜歯症例

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子供の矯正治療(1期のみ、1期+2期治療)の目安

矯正治療費・矯正期間は、症例の難易度により多少差がありますので診断時に確定し、詳しく説明いたします。下記は目安として参考にしてください。

治療費の総額 ※自費診療

1期のみ:約300,000円〜約470,000円(税込)
1期+2期:約1,030,000円〜約1,180,000円(税込) 
※精密検査料・診断料・通院毎の処置料を含む総額
※当医院にて1期治療を行った場合2期の治療費は差額となります。

治療期間(通院頻度)

動的治療 1期:約1年 2期:約2年(月1回)
保定期間 1~2年(大体4ヵ月に1回)

治療内容

オーダーメイドのワイヤー矯正装置を装着して歯を移動し、歯並びと噛み合わせを整えます(スタンダードエッジワイズ法)

副作用・リスク

治療後わずかに歯根の吸収を認めることがあります。
矯正治療中は歯の表面に装置を装着するため歯磨きがしにくい環境になり、むし歯になるリスクが高まる可能性があります。
当院では毎回の矯正処置時に徹底したクリーニングの実施、あわせてセルフケアに必要なアドバイス(歯ブラシ・歯磨剤の種類や清掃方法についての情報提供)を行っています。